2023年1月15日日曜日

日曜高津教室のレッスン(1月15日)

いつもこのブログをお読み頂き、どうもありがとうございます!
運動あそび研究家の「あっつ」です。
今日は日曜曜高津教室の日です☀

まずは今日のレッスンの様子を写真で見ていきましょう!
と、いつも通りいきたいですが、今日は写真を撮り忘れてしまいました....^^;
ですので、今回はブログを書かせて頂きます。

テーマは鉄棒(主に逆上がり)についてです。


当クラブでは、鉄棒は中学年〜高学年のクラスで行います。
それ以前のクラスではあえて行いません。
もちろん、それには理由があります。
鉄棒は、できない子からすると、より自信をなくし、最悪運動が嫌いになってしまう可能性もあるからです。
運動が嫌いになってしまうと、より身体を共わない娯楽(主にゲーム)に没頭する可能性が高いです。最近のゲームはユーザー獲得のためにさまざまな戦略をたてているので一度没入したら戻ってこれない可能性もあります。(戻ってこれなそうな若者をたくさん見てきました)
僕も子ども時代にゲームはやっていましたが、まだ外あそび優勢の時代だったので、没入せずに飽きてしまい、中学生以降はやらずに今にいたります。

さて、現代の子どもたちは鉄棒ができる素地が日々の生活だとつくられずらい環境にあります。
僕自身も子ども時代、鉄棒(逆上がり)は練習した記憶があまりなく、いつのまにかできた感じでした。もちろんクラスにできない子はいた記憶がありますが、そう多くなかったです。
僕より上の世代はもっとできていたと思います。
それは、鉄棒を行う上で必要な素地である、握力や背中の力を身につける環境が用意されていたことが大きいかと思います。
また、体の軽さ(食生活含む)、恐怖心の少なさ、(高い所に登りまくっていた)も現代と違う点だと思います。 

加えて、学校や幼稚園などの教育の場で鉄棒をやる時間が少ないし、逆上がりを要求される場面があるということもあります。

3歳や4歳くらいから逆上がりを要求される話もよく聞きます。
正直、「早過ぎ」です。やるのであればもっと遅くて良いと思います。
素地作りを木登りや、お父さんにぶら下がる、高いところからジャンプする、など行ったほうが良いと思います。
子どもが自ら、「できるようになりたい!」と主体的になっていれば反復練習は有効ですが、やりたくないのに大人側が無理やりやらせるのは冒頭に上げた状況になってしまう可能性があり逆効果です。

そもそも鉄棒は江戸後期にヨーロッパから日本に入ってきて、明治以降に学校体育に導入された歴史がありますが、学校体育は富国強兵のために、子どもの体を強くするという名目で始まったものです。
僕個人は、学校体育は現代に合わせると、もっと娯楽要素やあそび要素が強めにあっても良いと思います。一度楽しさが体に染みれば、放課後や休日に勝手に体をつかったあそびを行う可能性も高いです。
もっと言うと、大人になってから主体的に運動もします。
昨今、運動不足から来る疾病や肥満、精神疾患なども問題になっていますが、子どもの頃から体を動かす習慣があると、こういったことにも対応できます。
僕は大人向けのパーソナルトレーナーとしても活動し、多くの大人の運動指導をさせて頂いていますが、大人になってから運動習慣をつけようと思うと、習慣化することが難しい方が多いです。ですから、子ども時代から何かしらの運動(スポーツも含む)の楽しさを感じたまま、大人になっていったほうが良いと思います。

ということで、以上となります!

また来週も元気なみんなに会えるのを楽しみにしていまーす\(^o^)/
以下、「本日のメニュー」となります。ぜひご覧下さい。
↓↓↓↓↓↓↓↓↓


【本日のメニュー(全クラス分)】

・鬼ごっこ(持久力、判断力、変換能力アップ)
・ボックスジャンプ(膝関節への荷重負荷、ジャンプ力アップ)
・パルクールジャンプ(膝関節への荷重負荷、ジャンプ力アップ)
・平均台渡り(バランス能力、集中力アップ)
・木棒でGO(握力、判断力、空間把握能力アップ)
・ミニハードル(巧緻性アップ)
・ミドルハードル(巧緻性アップ)
・ラダー(巧緻性、リズム能力、上下半身連動性アップ)
・バランスボード(バランス能力、集中力アップ)
・スラックライン(バランス能力、集中力アップ)
・ドッジボール(投力、判断力、変換能力アップ)
・野球(投力、判断力、変換能力、空間把握能力、識別能力アップ)
・サッカー(巧緻性、判断力、変換能力、空間把握能力アップ)
・棒渡り(バランス能力、空間把握、巧緻性アップ)
・棒よけジャンプ(判断力、リズム能力アップ)
・跳び箱(リズム、空間把握、荷重負荷アップ)
・助走ジャンプ(押す力、リズム、バランス、空間認知能力アップ)
・跳び箱(押す力、リズム、バランス、空間認知能力アップ)
・恐怖の平均台(集中力、体幹、バランス能力)
・助走ジャンプ(変換、反応能力、空間認知能力アップ)
・チーズジャンプ(変換、反応、空間認知能力アップ)
・マーカーゲーム(走力、判断力、瞬発力、反応能力、空間認識能力アップ)
・ボールジャンプ(走力、瞬発力、リズム、空間認識能力アップ)
・ハードルジャンプ(リズム、バランス、瞬発能力アップ)
・障害物ラン(変換、反応、持久力アップ)
・パルクールバー(バランス、脱力、身体操作能力、瞬発力アップ)
・ゴロゴロよけ(前庭器官の発達、空間把握能力、上下半身連動性アップ)
・大縄跳び(反応、変換、リズム、空間把握能力アップ)
・バランスペダル(バランス、協調、リズム能力アップ)
・ブレイズポッド(反応能力、変化能力、観る力、空間把握能力アップ)
・スーパーマンバランスボール(連結、上下半身協調性アップ)
・棒たたき(連結、リズム能力アップ)
・たかオニ(反応、変換、バランス、空間把握能力アップ)
・すわりキャッチボール(反応、変換、バランス、連結、空間把握能力アップ)

最後までお読み頂き、
どうもありがとうございました!


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