2026年8月8日土曜日

2026サマーキャンプ合宿 in 山中湖

運動あそび研究家のあっつです!

今年もゴールデンエイジクラブ恒例の「サマーキャンプ合宿」を開催しました!

今年も舞台は山中湖。

小学生から高校生までの子どもたちが集まってくれ、自然の中で1泊2日を一緒に過ごしました。


今年のキャンプをひと言で表すなら、

「雨を味方につけた2日間」

です。

出発前から、天気予報は雨。

正直、大人としては、

「せっかくのキャンプなのに……」

「外でどこまで遊べるかな?」

「着替え、足りるかな?」

なんてことも考えていました。

でも、そんな心配をしていたのは、大人だけだったのかもしれません。
雨だからこそ、遊べる!

山中湖に到着すると、さっそく子どもたちは遊び始めました。

水鉄砲、プール、サッカー、野球、バスケットボール、スケートボード、モルック……。

そして雨。



途中、かなり強い雨も降ってきました。

普通なら、

「雨が強くなってきたから中に入ろう!」

となりそうなところですが、子どもたちはむしろ逆。

雨の中を走り回り、水たまりに入り、全身びしょ濡れ。

芝生に寝転がっている子までいました(笑)。

もう、雨なのか水鉄砲なのかプールなのか分かりません。

でも、みんな本当に楽しそうでした。

そして雨の日には、晴れた日にはなかなか出会えない生き物たちも出てきます。


カタツムリを見つけたり、


カエルを捕まえたり。

子どもたちは目を輝かせて夢中になっていました。

大人にとっては「残念な雨」でも、

子どもたちにとっては、遊びの世界を広げてくれるものなのかもしれません。

自然は、人間の都合には合わせてくれません。

晴れる日もあれば、雨の日もある。

だったら、その環境の中で、

「どうやったら楽しめる?」

を考えればいい。

今年のキャンプでは、子どもたちの方がそれをよく分かっていたような気がします。
自分たちが寝る場所は、自分たちでつくる

今回も、まずはテント設営からスタート!




「これ、どこにつけるの?」

「こっちじゃない?」

「先にこれやった方がいいんじゃない?」

みんなで考えます。

大人が全部教えてしまえば、きっと早く完成します。

でも、それではもったいない。

間違えてもいい。

やり直してもいい。

わからなければ仲間と考えればいい。

ポールを組み、テントを広げ、ペグを打つ。

自分たちが今夜眠る場所が、少しずつ形になっていきます。

便利なホテルに泊まれば、部屋は最初から用意されています。

でもキャンプでは、「寝る場所をつくる」ことから生活が始まります。

このちょっとした不便さが、キャンプのおもしろさです。

ー雨の中で「火」を起こすー

そして今回のキャンプでも、大切にしたかった体験の一つが「火」。

メタルマッチ(ファイアースターター)を使って、火起こしに挑戦しました。



火花は出る。

でも、なかなか火はつかない。

「もう一回!」

「今、つきそうだった!」

何度も挑戦します。

スイッチ一つで火がつく生活とは、まったく違います。

そして――

小さな火がついた瞬間。

「ついた!!」

みんなが一気に火の周りへ集まってきました。



この写真を見返して、今年のキャンプを象徴しているように感じました。

雨で地面はびしょびしょ。

その真ん中で、

子どもたちが火を囲んでいる。

「水」と「火」。

一見、正反対のものが同じ場所にありました。

雨の冷たさ。

火の熱さ。

煙の匂い。

薪が燃える音。

こういうものは、画面の中ではなく、実際にその場にいなければ感じられません。

ー焼いて、食べて、また遊ぶ!ー

火があれば、当然こちらも楽しみます。

BBQ!

食材を準備したり、焼いたり、誰かに配ったり。



焼きたてのとうもろこしも大人気!



こういうとき、子どもたちは不思議と、

「自分が食べる」

だけではなく、

「これ、誰かにあげよう」

「持っていってあげる!」

と、自然に動き始めます。

キャンプでは、大人が「みんなで協力しましょう」と言わなくても、生活そのものの中に協力する場面があります。


たくさん遊んで、お腹が空いて、みんなで食べる。

それだけで十分おいしい!

ー夜は、やっぱり焚き火ー

そして夜。

昼間の小さな火とは違って、大きな焚き火をみんなで囲みました。


火を見ながら話したり、

くだらないことで笑ったり、

のんびり過ごしたり。

そして夏といえば、もちろん花火!


一日中遊んでいるのに、まだ遊ぶ(笑)。

もちろん、疲れて早々に眠る子もいました。

キャンプでは、大人が用意したプログラムを次から次へと「こなす」ことを、あまり大切にはしていません。

遊びたいなら遊ぶ。

火を見たいなら火を見る。

友達と話したいなら話す。

疲れたら休む。

そんな「余白の時間」も、子どもたちには必要だと思っています。

ー霧の中の石割神社へー

2日目の朝は、毎年恒例の石割神社へ!

待っているのは、最初から約400段の石段。

さらにその先も山道が続きます。

そして今年は、雨
と霧




でも、この霧が本当にすごかった。

森全体が白い霧に包まれ、その奥から巨大な岩が現れる。

毎年来ている場所なのに、今年はまったく違う場所のようでした。

雨の日だからこそ見ることができた景色です。

途中で疲れてきた子もいましたが、みんなで声を掛けながら一歩ずつ進みます。

そして無事、全員で石割神社へ到着!


大きな岩の間を通る石割神社ならではの体験もして、今年もみんなで歩き切ることができました。

「晴れていた方がよかった」

ではなく、

「この天気だったから、この景色に出会えた」

そう思わせてくれる山歩きになりました。

ー身体で感じたあとは、富士山を「知る」ー

石割神社を下山したあとは、キャンプ場を後にし、富士山について学ぶ時間。

富士山ミュージアムや富士山レーダードーム館へ行きました。


大きな映像に囲まれながら、富士山の自然や歴史に触れます。


気象観測についての展示を見たり、実際に触れながら学んだり。


見るだけでは終わらないのが子どもたち(笑)。

前日から、

雨に濡れ、

火を起こし、

森を歩き、

霧の中の山を登った子どもたち。

そのあとに富士山や自然について「知る」。

教室で最初に知識を教わるのとは、順番が逆です。

ゴールデンエイジクラブでは、

「まず、やってみる。感じてみる。そのあとで知る。」

そんな順番も大切にしたいと思っています。

ー「水」と「火」に触れた2日間ー

今回のキャンプを振り返ってみると、象徴的だったのは、

「水」と「火」

でした。

雨に打たれて、

水たまりを走って、

カタツムリやカエルを見つけて、

自分たちで火を起こして、

その火で食べ物を焼いて、

夜には大きな焚き火を囲む。

雨は冷たい。

火は熱い。

濡れれば気持ち悪いこともある。

煙は目にしみる。

山を登れば疲れる。

火は簡単にはつかない。

でも、

だから面白い。

便利になった日常では、こうした感覚を身体いっぱいで味わう機会が少なくなっています。
AI時代という言われている今だからこそ、身体で感じることを

今の子どもたちは、僕たちが子どもだった頃とは比べものにならないくらい、多くの情報に触れています。

分からないことがあれば検索できる。

動画を見れば、世界中の出来事を見ることができる。

そして今は、AIに聞けば、いろいろなことを教えてくれる時代です。

とても便利です。

僕自身も、その便利さをたくさん使っています。

だからこそ、子どもたちには、

「知っている」と「やったことがある」は違う

ということも感じてほしいと思っています。

火起こしの方法を動画で見ることはできます。

雨の日の森を映像で見ることもできます。

石割神社の写真も検索すれば出てきます。

でも、

火がなかなかつかない悔しさ。

やっとついた瞬間の嬉しさ。

びしょ濡れになった服の重さ。

雨の匂い。

焚き火の熱。

霧の中を歩く少しの不安。

友達と一緒だから笑えたこと。

それは、自分の身体で経験しなければ分かりません。

だからゴールデンエイジクラブでは、これからも、

「実際にやってみること」

を大切にしていきたいと思っています。

そんなことを改めて感じた2日間でもありました。

ー雨を味方につけた2日間ー

出発前は、

「雨かぁ……」

と思っていました。

でも終わってみると、

今年は雨でよかったのかもしれません。

雨が降ったから、思い切り水遊びができた。

雨が降ったから、カタツムリやカエルに出会えた。

雨の中だったから、火の温かさをより感じた。

雨が降ったから、霧に包まれた幻想的な石割神社を見ることができた。

自然は、こちらの予定通りにはなりません。

でも、

予定通りにならないことを楽しめる力。

これも、子どもたちに身につけてほしい力の一つです。

「雨だからできない」

ではなく、

「雨なら、何して遊ぶ?」

子どもたちは、この2日間でその答えをたくさん見せてくれました。
今年もありがとうございました!

参加してくれた子どもたち。

大切なお子さんを送り出してくださった保護者の皆さま。

そして、準備から現地での見守りまで、子どもたちと一緒になって遊び、支えてくださった大人の皆さん。

本当にありがとうございました!

また、今年も素晴らしい環境をお借りしたAZMYさんにも、心より感謝いたします。

子どもたちが思い切り遊び、挑戦できる場所があるからこそ、このキャンプを続けることができます。

たった1泊2日。

でも子どもたちにとっては、とても濃い2日間だったと思います。

今回の経験が、

「あのキャンプ、楽しかったな!」

という思い出として残るだけでも十分。

そしていつか何かに挑戦するとき、

「あのときも、なんとかなった」

「やってみたら意外とできた」

そんな小さな自信につながってくれたら嬉しいです。

2026年サマーキャンプ合宿、これにて終了!

また来年、山中湖で会いましょう!

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