今年も恒例の「サマーキャンプ合宿」を実施しました。
舞台は山中湖。自然に囲まれた環境の中で、子どもたちは仲間とともに2日間のチャレンジに挑みました。
テーマは「自分たちで生活をつくる」
合宿のメインテーマは 「テント設営」 と 「火起こし/焚き火」。
便利な道具に囲まれた日常を少し離れ、自分の力と仲間の協力で生活を組み立てる経験をしました。
まずはテント設営からスタート。
「こっちが入口?」「逆じゃない?」と話し合いながら、子どもたちが一から組み立てます。完成した瞬間の笑顔と拍手がとても印象的でした。
普段あまり使わないロープワークや空間把握、仲間との連携が求められる作業を通じて、「自分たちの空間をつくる」達成感を味わいました。
火起こしはメタルマッチ(ファイアースターター)を使用。
マッチやライターは使わず、自分たちの手で火を生み出します。
「火花は出るけどつかない…」と苦戦しながらも、火がついた瞬間には歓声が上がり、達成感に包まれました。
羽釜炊飯 — 火とお米の香り
ご飯は昔ながらの羽釜で炊き上げました。
お米研ぎから火加減の調整まで、子どもたちが協力。炊き上がったときの香りと湯気に歓声があがり、自分たちで作った食事を囲む喜びを実感しました。
羽釜炊飯 — 火とお米の香り
ご飯は昔ながらの羽釜で炊き上げました。
お米研ぎから火加減の調整まで、子どもたちが協力。炊き上がったときの香りと湯気に歓声があがり、自分たちで作った食事を囲む喜びを実感しました。
アクティビティ満載の1日目
日中はスポーツ(バスケットボール・サッカー・野球・バドミントンなど)やプール遊び、モルック、スケートボード、BBQなど盛りだくさん!
特にBBQでは「焼く」「振る舞う」を楽しむ姿が目立ちました。屋台のように仲間に提供し合い、火を囲んで協力する温かな時間となりました。
さらに盛り上がったのが「アイスが景品のバスケ大会」。子どもも大人も本気モードで、20試合以上が繰り広げられました。
夜は焚き火を囲んで人狼ゲーム、手持ち花火で夏の夜を満喫しました。
2日目のハイライト — 石割神社トレッキング
2日目は合宿の最大の挑戦、石割神社へのトレッキング。
急勾配の400段石段、その後も林道が続く本格コースです。
トレッキング後は山中湖でクールダウン。
湖が初めての子も多く、「海と違ってしょっぱくない!」と驚く姿や、浅瀬で魚を探したり水をかけ合ったりと、自然の水辺を思い切り楽しみました。
合宿を通して....
たった2日間でも、仲間との距離はぐっと縮まりました。初対面同士があだ名で呼び合うようになったり、普段は控えめな子が率先して行動する場面も。
自然の中での時間は、子どもたちに「自分で考え、動く力」を与えてくれます。
この合宿が、参加した子どもたちにとって 「楽しい思い出」だけでなく、次の自信やチャレンジのきっかけ になれば嬉しく思います。
来年もさらにパワーアップしたプログラムでお待ちしています!